<トランポリン:世界選手権>◇3日目◇19日◇英バーミンガム

 男子個人決勝を行い、上山容弘(大体大大学院)は演技中断で18・795点の最下位(8位)に終わった。

 27歳のベテランには不本意な幕切れだった。「体全体に違和感があった」という上山は跳躍が乱れた中盤、台を外れて演技終了。10月に左足首を痛めて3週間ほど跳ぶことができず「完全な練習不足。ハードな日程についていけなかった」と歯がゆそうだった。

 予選は地力を発揮し、五輪出場枠の獲得に貢献した。「1枠は自分で取ったものなので、自分が五輪に行きたい」と2大会連続出場へ巻き返しを期していた。