<バドミントン:全日本総合選手権>◇最終日◇7日◇東京・代々木第2体育館

 男子シングルスは佐々木翔(トナミ運輸)が20歳の桃田賢斗(NTT東日本)をストレートで退け、7年ぶり2度目の制覇。

 日本バドミントン協会によると、32歳での優勝は1984年大会を31歳で制した銭谷欽治の同種目最年長記録を更新。20歳の桃田の挑戦をはねのけても「本当に強い選手。しっかり点差が離れないようについていこうと思っていた結果」と謙虚だった。

 「まだ若い体を保ってやれていると思う」と語る。苦しい体勢からでも強烈なスマッシュを打ち込み、長いラリーになっても体力負けしなかった。