| ▽世界最終予選トーナメント決勝戦K−1ルール(3分3回延長2回) |
| ×スコット・ライティ | 判定 | ルスラン・カラエフ○ |
| カラエフが9月のWORLD GP開幕戦ラストチケットを手に入れた。準決勝までの疲労から突進力を欠いたが、バックキック、右ストレートを軸にライティを追って1回を終了。2回に入ると強烈な右ストレートを突破口にヒザ蹴り連発でラッシュする。右ローの反撃で動きが一瞬止まったが、闘志は衰えない。3回、カラエフは右ローのダメージからか前に出ず、距離を取ってミドル、右ストレートで慎重に戦った。それでもパンチ、キックの威力は十分で、ヒットするたびにライティに顔をそむけさせるなど、最後まで攻める姿勢を崩さなかった。判定は3−0。勝利の女神はロシアの超新星に微笑んだ。 |
| ▽スーパーファイト K−1ルール(3分3回延長1回) |
○マイティ・モー (米国/シャークタンク・ジム) | 1回1分20秒 KO | フランソワ・ボタ× (南アフリカ/スティーブスジム) |
| モーの剛腕がボクシング元世界王者を上回った。開始わずか10秒、かぶせるような右フック1発でいきなりダウンを奪う。さらに左フック、右フック2連発を追い撃ちする。2度目のダウン。とどめは全体重を右拳に乗せた右フックだった。3度目のダウンでフィニッシュ。わずか80秒だった。 |
| ▽世界最終予選トーナメント準決勝K−1ルール(3分3回延長1回) |
| ×ハリッド・ディ・ファウスト | 判定 | スコット・ライティ○ |
| ライティが安全運転で決勝に進出した。ステップインして接近戦を狙うハリッドに対し、終始距離を取って冷静に対応する。タイミングを見計らってパンチを繰り出したが、決定的なダメージを与えるには至らなかった。3回まで終始同じ展開が続いたが、主導権を正確性でライティが上回り、判定を3−0で制した。 |
| ▽世界最終予選トーナメント準決勝K−1ルール(3分3回延長1回) |
| ×アゼム・マクスタイ | 判定 | ルスラン・カラエフ○ |
| カラエフが壮絶な打ち合いを制した。開始直後から猛ラッシュ。左右の強烈なフックをたたきつける。マクスタイの右ハイをかわし、ヒザ蹴りも織り交ぜながら前に出た。2回、攻勢に出ようと飛び込んできたマクスタイにカラエフはカウンターのバックキックをたたき込んでダウンを奪取。一気に決着を狙うが、逆にパンチを浴びて失速し、首相撲からヒザ蹴りを放って減点1と勝負の行方は分からなくなった。3回、カラエフは攻撃パターンを変えた。前蹴り、ヒザ蹴りを顔面に集めて別人のような戦いぶり。パンチで逆転を狙うマクスタイのアゴに右ヒザをヒットして再びダウンを奪い、勝負を決定づけた。判定は3−0。K−1史に残る激闘だった。 |
| ▽世界最終予選トーナメント1回戦K−1ルール(3分3回延長1回) |
×富平辰文 (日本/SQUARE) | 1回1分23秒 KO | スコット・ライティ○ (米国/ザ・ピット) |
| 富平が紙一重の差で敗れた。左右フック、ハイで先制されながら、タイミングを計って右ハイキックを繰り出した。しかし、ライティも同時に右ハイを放つ。攻勢に出ていた分、ライティの蹴りが一瞬早かった。富平はアゴを打ち抜かれてダウン。必死に立ち上がったが足がふらつき、レフェリーに試合を止められた。 |
| ▽世界最終予選トーナメント1回戦K−1ルール(3分3回延長1回) |
×堀 啓 (日本/チーム・ドラゴン) | 判定 | ハリッド・ディ・ファウスト○ (ドイツ/ゴールデン・グローリージム) |
| 堀がJAPAN GPの雪辱に失敗した。1回は優勢。左構えからハリッドに左ロー、ミドルをタイミングよくヒットし、左ストレートも効果的だった。2回に入ってもカウンターの左ミドルが何度もヒットしたが、距離を詰められて後向きになった瞬間にダウンの宣告。勢づいた相手に強烈な左右フックを浴びた。挽回を期した3回も左ミドルを中心に攻撃を組み立てようとするが、終盤の打ち合いの中、左から右とフックを連打されて痛恨のダウン。0−3の判定で1回戦敗退となった。 |
| ▽世界最終予選トーナメント1回戦K−1ルール(3分3回延長1回) |
×フレディ・ケマイヨ (フランス/ファウコンジム) | 1回1分39秒 KO | ルスラン・カラエフ○ (ロシア/マルプロジム) |
| カラエフの圧勝だった。開始直後から猛攻を仕掛け、ワンツー、距離を詰めてのアッパーが効果的。一瞬距離が空いたところで狙い済ました右バックスピンキックをボディーにをたたき込むと、ケマイヨはゆっくりとキャンバスに崩れ落ちた。完璧なKO勝利だった。 |
| ▽世界最終予選トーナメント1回戦K−1ルール(3分3回延長1回) |
×マイケル・マクドナルド (カナダ/フリー) | 判定 | アゼム・マクスタイ○ (スイス/ウィングタイジム) |
| マクドナルドが初戦で散った。1回残り1分、カウンターでマクスタイの右ハイキック頭に浴び、相手に背中を向けてロープ際まで後退すると一方的に攻め込まれた。アクシデントの影響で2、3回も本来の力を発揮できない。ジャブからのコンビネーションで活路を見い出そうとするが、逆にパンチからミドル、ハイキックを返されて試合終了のゴングを聞いた。判定は0−3。優勝候補が早くも姿を消した。 |
| ▽リザーブファイトK−1ルール(3分3回延長1回) |
○アマニー・リー (米国) | 判定 | ヤン“ザ・ジャイアント”ノルキヤ× (南アフリカ/スティーブズジム) |
| ボクシング出身のリーがK−1初陣を飾り、リザーバーの権利を獲得した。セルビーの代役の巨漢ノルキヤ相手に積極的にパンチを出した。2回に入ると的確にヒットするようになり、勢いに乗って3回も攻勢のまま押し切った。相手のローキックに苦しんだものの、パンチの手数と印象度で上回って判定は3−0、完勝だった。 |