新日本、開幕4日前でカード発表できない
新日本が次期シリーズ開幕4日前になってもカードを発表できない異常事態に陥った。10日から続く契約交渉には31人が臨み、更改したのは15人と半数にも満たない。すでに退団者も3人出た。この影響で28日開幕の次期シリーズのカードは、開幕戦・後楽園大会の3試合が決定しているだけ。例年タイトル戦も行われる2月4日の札幌・月寒ドーム、同19日の両国国技館のカードも発表できない状況。入場券の売れ行きへの影響は避けられない。
この日もエル・サムライ(39)が保留、平田淳嗣(49)は身内の不幸で交渉自体の延期を要請、ヒロ斉藤(44)はノーコメントのまま逃げるように立ち去った。新日本関係者は「24、25日中に終えます」と話していたが、未更改の選手は天山、西村の主力を含み8人残っているため、今日25日中の決着は難しくなった。
サイモン・ケリー猪木社長、オーナーのユークス谷口行規社長ともに所属選手にできる限りの残留を求めているが、人件費の削減は避けて通れない。一方で選手側も「家族もいるし金銭面が大変」(サムライ)と簡単には受け入れられない。開幕まであと3日。新日本が正念場に追い込まれた。【来田岳彦】
[2006/1/25/07:46 紙面から]
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