73歳住職「欲望に負けた」15歳少女買春
広島市の住職で保育園園長の江原一之容疑者(73)が10日までに、15歳少女に現金を渡してわいせつな行為をしたとして、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で警視庁に逮捕された。数年前から東京出張のたびに、都内の少女売春組織を利用。1回8万円の「中学生コース」を選んで、4、5人と約20回買春を繰り返していたといい「自分の欲望に負けてしまった」と、古希を過ぎた聖職者とは思えない供述をしている。
調べでは、江原容疑者は04年8月、東京都新宿区のホテルで、当時15歳で高校1年の少女に対し、少女が18歳未満と知りながら現金8万円を渡して、わいせつな行為をした疑い。
江原容疑者は、広島市安芸区の浄土真宗本願寺派光明寺住職で、私立保育園の園長も務めていた。ただ、聖職者の裏の顔は、煩悩にまみれた「ロリコンエロじいさん」だったようだ。
警視庁少年育成課の調べによると、江原容疑者は宗派会議などで東京に出張した際、数年前から新宿に拠点があり「ロリコン専門」などとうたっていた、女子中高生専門の派遣型少女売春クラブを利用。ホテルに少女を呼ぶパターンなどで最近2〜3年の間に15〜17歳の少女4、5人と、約20回にわたって買春を繰り返していたという。
上京中、夕刊紙の広告でこのクラブを知ったのがきっかけといい、いつも「中学生コース8万円」を選んでいた。ただ実際はほとんどが「中学生」と詐称した高校生が相手だったようで、逮捕された件でも「君は14歳なの?」と年齢を確認する江原容疑者に対し、15歳の少女は「14歳です」とうそをつき、あっさりだまされていたという。江原容疑者の悪行は、最近、警視庁に摘発されたこのクラブ従業員の話から判明した。
江原容疑者は容疑を認め「保育園長でありながら、自分の欲望に負けてしまった。大変反省し、後悔している。寺や保育園の経営でストレスがたまっていて、息抜きにやってしまった。みっともない話です」と反省しきりで“懺悔(ざんげ)”状態という。
江原容疑者を知る地元関係者は「寺の先代住職の養子に入ったはず。数十年前先代が亡くなった後、寺を継いだが、何年か前に妻を亡くしたと聞いた。付き合いは少ない人だったと思うが、丁寧な感じの人。ストレスと寂しさがかなり募っていたのかもしれない」と話した。
[2006/3/11/08:06 紙面から]
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