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日本代表&国際親善試合タイトル
 

ジーコ監督、今後も欧州組主体でW杯予選

 【プラハ(チェコ)29日=岡本学、永井孝昌、中村基也】日本代表ジーコ監督(51)が、今後も欧州組主体のチーム編成でW杯予選を戦う考えを示した。国内組主体で臨んだ28日のチェコ戦にはFW久保竜彦(27)の決勝ゴールで1−0と快勝した。国内組のレベルアップ、精神的な成長に確かな手応えをつかみながらも、当面は欧州組の先発起用を崩さない。欧州組を除く日本代表は今日30日に帰国する。

 国内組9人を先発させてFIFAランク9位のチェコ(日本は26位)を破った日本代表のジーコ監督だが、当面、W杯予選を欧州組主体で戦っていく姿勢を崩さなかった。「うまくかみ合っていない面もある。ただ、欧州組で敵の目を引きつけ、コンディションが厳しくなったところで国内組を投入するのは戦術。元気のいい選手を出して勝利に結びつける。当面は続けていくつもり」。今後の起用法に変わりはない。

 自ら望んで実現した欧州での強化試合。後半ロスタイムにPKを献上して2−3と惜敗した25日ハンガリー戦後には、不利な判定をした審判に怒りをぶつけ、選手に「いい子になるな」と説教した。アウエーの厳しさを体験させ、教訓を生かしたことが勝利に結実。「絶対に負けないという気持ちの強さが、勝ちにつながった。チームは確実に向上している。強い相手にも技術的に通用する。勝ちに持ち込める」。ジーコ監督は東欧遠征での国内組の底上げに手応えをつかんだ。

 だが、06年ドイツW杯に向け、満足するつもりはない。「欧州組のクオリティーの高さは変わらない。国内組と雲泥の差があるわけじゃないが」。国内組には欧州組を脅かすほどのレベルアップをさらに要求する。「自分たちはできる、と信じることで潜在能力は上がる」。所属クラブでの試合出場機会も多く、より練習を積める環境にある国内組へゲキを飛ばした。また、欧州組には「国内組と同じように(コンディションを)持っていけるのが望ましい」と注文した。

 5月末にはイングランド遠征で2試合し、6月9日にはW杯アジア1次予選インド戦(埼玉)へ臨む。MF中田ら故障が多いが「いろんな種類の選手を自分の必要に応じて使えるのは非常にありがたい。これからも1つ1つ精度を上げていくことが望ましい」。いばらの道は、まだまだ続く。

[2004/4/30/08:02 紙面から]


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