サッカーの元ブラジル代表のスターで75歳のペレ氏が、5日のリオデジャネイロ五輪開会式で聖火台に点火するリレー最終走者を打診されていることを明らかにした。

 地元メディアが3日までに報じた。ペレ氏は「名誉に感じる」と前向きな姿勢を示したが、仕事の都合で引き受けられるかは不透明という。4日までに結論を出すとした。

 ペレ氏は7月に聖火リレーがサンパウロ郊外のサントスを通過した際にトーチを手にしたが、実際には走らなかった。

 ペレ氏は五輪出場の経験がない。1996年アトランタ五輪ビーチバレー女子金メダリストのジャッキー・シルバさんが「オリンピアンにするべきだ」と批判するなど、反対の声も出ている。