国際パラリンピック委員会(IPC)がドーピング問題でロシア選手団を9月のリオデジャネイロ大会から全面除外する処分を決めた問題で、同国パラリンピック委員会(RPC)は11日、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴することでIPCと合意したと発表した。タス通信が報じた。

 IPCは7日の記者会見で、国家ぐるみのドーピング問題が発覚したRPCを資格停止とする処分を発表した。RPCは15日までにCASに書類を提出する。聴聞会はリオで21日に開かれる予定。