リオ五輪代表の手倉森誠監督は、4年後の東京五輪代表監督の第1候補に挙がっている。

 14年1月2日から始まった契約は今月末で満了するが、日本協会の田嶋会長と西野技術委員長の間では延長の方向で意見が一致。今大会は1次リーグ敗退も、スウェーデン戦を視察した田嶋会長は「手倉森監督だから、ここまで来られたと思っている。来られなくてもおかしくなかったチームを、ここまで持ってきた彼に感謝したい」と高く評価した。手倉森監督は「休みたい」と笑うが、去就は注目される。将来の監督候補として興味を示している古巣の鹿島などJクラブ、かねて挑戦の意向を持っている海外クラブなど、多くの選択肢の中から身の振りを考えることになる。