3組に登場した金藤理絵(27=Jaked)が2分22秒86の同組トップで準決勝進出を決めた。全体では2位だった。

 150メートルまでは力を抑えながら、最後の50メートルで前を行く選手を追い上げた。「前半落ち着きすぎた部分はあります。泳ぎはいい感じでいけたと思ったけれど、タイムが遅かった」。08年北京五輪で7位入賞したが、12年ロンドン五輪は出場権獲得ならず。自身2度目の五輪で悲願の金メダルを狙っている。

 今回は競泳日本代表の主将を務める。競泳陣では遅い登場となったが「(周りが)いい流れを作ってくれている。しっかりとその力を次につなげていくレースをしたい」とニッコリ。元なでしこジャパン澤穂希さん似で知られる「水泳界の澤」が、上々のスタートを切った。