B1群馬クレインサンダーズが渡辺雄太獲得へ名乗りを上げた。吉田真太郎ゼネラルマネジャー(GM)が27日、「群馬クレインサンダーズと、クラブにかかわる全員を代表して、しっかりとアピールしていきたい」と熱望した。NBAで6季プレーした渡辺は来季からBリーグでプレーする意向を示している。

群馬は不動産大手のオープンハウスグループがクラブ運営にかかわる。同社出身の吉田GMは「5年前のM&Aのあと、いつかこういうチャンスがくると想定し、環境面を整えながら事業を進めてきた」。スーパースター獲得には最低でも年俸3億円は用意する必要があるとみられる。金銭面については言及しなかったが「このような機会はなかなかない」と強調した。

アルバルク東京の伊藤大司GMは渡辺獲得について「編成や戦略の部分もある。そこに関してはお答えできない」と話すにとどめた。