男女シングルスが行われ、女子で4大会連続出場の福原愛(ANA)は4回戦でリ・ミョンスン(北朝鮮)に4-0でストレート勝ちし、2大会連続で準々決勝に進んだ。男子も4回戦で3大会連続出場の水谷隼(ビーコン・ラボ)がカルデラノ(ブラジル)を4-2、丹羽孝希(明大)が黄鎮廷(香港)を4-3で下し、8強入りした。

 福原は初戦の3回戦ではモンテイロドデアン(ルーマニア)を4-0で退け、丹羽は3回戦でフェガール(オーストリア)に4-1で勝った。

 9日の準々決勝で、福原は2012年ロンドン五輪銅メダルの強豪フェン・ティアンウェイ(シンガポール)、水谷はフレイタス(ポルトガル)、丹羽はロンドン大会王者の張継科(中国)と対戦する。

 福原の話

 苦しい戦いになると思って準備していたので、4-0で勝てて驚いている。「ジャポン」という声援も聞こえた。練習してきたことを出せている手応えがある。

 丹羽の話

 久しぶりに世界のトップ選手に勝つことができた。正直、何で勝てたのか分からない。(劣勢で)半分諦めていた。捨て身のプレーが良かったと思う。