32年ぶりに五輪に出場する水球男子日本代表の壮行会が27日、都内で行われた。大本洋嗣監督や志水祐介主将らが出席した。

 志水主将は残り約1カ月に迫った五輪に向け、「セットプレーに関しては力は劣っている。1カ月でシュート力を上げるのは厳しいので、どれだけ守ってラリーを続けて数を打てるか。自分たちの展開に持ち込みたい」と展望を語った。

 また大本監督は、守備のシステムを改良したことを明かした。これまでは相手選手の前に入ってパスコースを消す守り方を取り入れていたが、「相手はすごく力があるパスをするので、それだと少し横に動かれただけでつながれてしまう」と実感。守備位置を相手選手の目の前でなくゴールの外側に入るよう工夫した。

 一見、簡単にゴールに向かわれてしまうように思えるが、「(シュートを投げるために)外側でボールを扱うより、内で扱う方が難しい」と虚を突く考えだ。「普通にやられたら負ける。相手を立った状態にさせるとパスもシュートも太刀打ちできない。常に泳がせて、寝た状態にさせることが大事」と、体格差にスタミナで対抗する狙いを話した。