100期第3の女、川野芽唯がトライアル3回戦12Rで差し切り、ファイナル4号艇を勝ち取った。

 ピットでは同期の平高奈菜、鎌倉涼らに迎えられ目を潤ませた川野だが、レースぶりは力強かった。2着条件にも「2着と思うと駄目。1着を取るターンをしないと」と決意。イン三浦永理と同じコンマ07の快スタートから、切れ味抜群の差しハンドルを入れた。「ファンに名前を覚えてもらいたい」と臨んだ地元の大一番。優勝戦は、歴史に名を刻むレースをする。