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加藤6回目記念V、余裕で抜け出す/競輪

<名古屋競輪:金鯱賞争奪戦・日刊スポーツ杯>◇最終日◇30日◇G3

 加藤慎平(31=岐阜)が盟友・永井清史の番手で順当に優勝した。日刊スポーツが後援する名古屋G3決勝は打鐘後スパートの永井を目標にした加藤が直線楽々と抜け出して、09年7月弥彦以来、通算6回目の記念優勝を飾った。2着は加藤マークの笠松信幸が入った。不発の吉本卓仁から切り替えて、直線伸びた兵藤一也が3着入線した。

 「今日の展開で勝てなかったら優勝するときがない」と加藤慎平が振り返った通り、打鐘で永井清史が先行態勢に入った時点で加藤の優勝は決まっていた。バック過ぎに仕掛けた菅田壱道のまくりも「見えたけど、ずいぶん遠いところにいたから止まると思った。あとは突っ込んでくる兵藤(一也)さんを警戒するだけでしたね」と加藤は余裕しゃくしゃく。一方、果敢発進しながら4着に沈んだ永井は「自分のレースはできました。4角で加藤さんとハウスして止まっちゃいましたね」と悔しさをにじませた。

 加藤は「年に1回はG3を勝ちたいから、素直にうれしい」と今回の優勝を喜んだが、デビュー当時から弟分としてかわいがっている永井に対しては辛口コメントだった。「本当なら、オレを振り切るくらい永井には強くなってほしい。その時期が来ていると思うし、今年はそれを求めたい」と期待を込めてエールを送る。

 大きく弾みが付いた加藤の次走は4月8日からのG2共同通信社杯・春一番(小松島)だ。【村上正洋】

 [2010年3月31日11時38分 紙面から]


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