2018年W杯ロシア大会アジア2次予選で、E組の日本代表は8日午後4時55分(日本時間午後9時25分)からアフガニスタン代表とテヘランで対戦する。

 FW宇佐美貴史(23=G大阪)が、闘志を高ぶらせた。砂漠からの砂ぼこりが舞うイラン。アフガニスタンからは大勢のサポーターが集結し、現地のファンも隣国の応援が予想される。まさに“完全アウェー”。そんな雰囲気にも宇佐美は「どれだけの人が入るかは分からないですけど、いい空気になる。楽しみ。ホームもいいけど、殺気だった、殺伐とした空気も個人的には嫌いじゃない」と不敵に言い放った。

 スーパーサブとして途中から流れを変える役割が期待される。所属のG大阪で出場した7月25日神戸戦を最後に、公式戦は得点から遠ざかる。それでも感触が戻りつつあるからこそ「先発を目指していない選手はいない。でも途中からであれ、先発であれ、結果を出す。それだけです」。イランはU-19(19歳以下)代表時の10年6月に遠征で訪れた原点の場所。砂漠の地から再出発する。