日本サッカー協会は14日、東京・JFAハウスで田嶋幸三会長、岡田武史副会長らが出席し、新体制初の理事会を開催した。

 なでしこジャパンの強化と育成普及を担う女子委員会が新たに承認された。調整中の2、3人を除く新任委員5人が加わり、元日本代表MFとして国際Aマッチ77試合13得点の実績を誇る宮本ともみさん(37)がメンバー入り。04年アテネ五輪、3度の女子W杯出場で培った経験に期待を寄せた。副委員長には、同じく元代表の手塚貴子さん(45)が就任。新体制で選ぶ新監督について、今井純子委員長は「今月中に第1回の委員会を開き、皆で候補を挙げて議論したい。佐々木前監督らの話も聞いた上で6月の米国戦までに決めたい」と見通しを語った。