日本協会は1日、東京・JFAハウスで会見し8月のリオデジャネイロ五輪に出場する日本代表メンバー18人を発表した。

 田嶋幸三会長とU-23(23歳以下)日本代表を率いてきた手倉森誠監督が登壇。

 手倉森監督はまず「今日をもって、託す側(メンバー外)と託される側(メンバー)に分かれます。今日の発表を持って託す側になっても、日本サッカー発展のために努力をし続けろとメッセージとして託したい。託される側は、喜んでいる場合じゃない。仲間の思い、国民の思い、日本サッカーの将来を伸ばすための責任と覚悟を持ってオリンピックに臨んでほしい」とあいさつし、メンバーをGKから読み上げた。

 質疑応答で、同監督はいつメンバーを決めたのか? との問いに「よし、寝る!! と思った時。昨日の深夜です」とした。

 最も悩んだポイントを、けがを抱えるDF岩波拓也(神戸)を入れ、同ポジションでいいプレーを見せていたが、バックアップメンバーとしたDF中谷進之介(柏)について、センターバックの人選だとした。