コノミヤ高槻の元なでしこジャパンFW丸山桂里奈(33)が、今季限りで現役を引退することになった。9月30日、クラブが発表した。丸山は「高槻では5年間お世話になりました。心から感謝しています。その思いを胸に、残り4戦にすべてを出し切ります」とコメントした。

 11年女子W杯ドイツ大会メンバーで初優勝に貢献。準々決勝ドイツ戦では決勝点を挙げた。今季はここまでリーグ戦14試合に出場するも無得点。23日の最終節INAC神戸戦はホーム扱いだが鳴門大塚での開催となるため、今日1日の岡山湯郷戦が大阪での最後の試合となる。

 ◆丸山桂里奈(まるやま・かりな)1983年(昭58)3月26日、東京都生まれ。日体大から05年に東京電力入団。米クラブを経て10年9月に千葉、12年に大阪高槻加入。なでしこリーグ192試合、59得点。国際Aマッチ79試合14得点。五輪は04年アテネ、08年北京、12年ロンドン大会、W杯は03年米国、11年ドイツ大会に出場。162センチ、57キロ。