日本(FIFAランク51位)は今日15日、W杯アジア最終予選でサウジアラビア(同54位)と対戦する。

 国際親善試合オマーン戦(11日)で2得点したFW大迫が、岡崎から定位置を奪い取った。サウジアラビア戦に向けた非公開のフォーメーション練習では、前日13日に続いて主力組の1トップに抜てきされたとみられ「いい準備できてますよ」と好感触を口にした。

 先発すれば、国際親善試合を除く公式戦では14年6月19日のW杯ブラジル大会ギリシャ戦以来となる。「ドイツで試合してるんで別に緊張しないと思う」と恐れることはなく「オマーン戦は練習試合みたいなもんだった。日本に足りないのはゴール前の選手。自分が1対1で勝てれば勝つ確率は上がる」と力強かった。

 1年5カ月ぶりの代表復帰で、いきなり先発の座をつかんだ。ケルンでは今季の公式戦11試合に出場し、4得点3アシスト。自信を勢いに変え「貪欲にシュートを打って怖い選手だと思わせたい」。中東の難敵に最前線で立ち向かう。