ヤングなでしこがカナダに勝利し、B組首位で決勝トーナメント(T)進出を決めた。

 MF長谷川唯(19=日テレ)が2ゴールの活躍で貢献した。前半26分に先制点を押し込むと、後半6分には技ありのヒールで決めた。大会直前に負傷のため代表を離脱した同じ日テレ所属のDF清水梨紗(20)を思いながらピッチに立っていた左MF。決勝Tへトップ通過を果たし安堵(あんど)したのか試合後、清水のユニホームを握りながら「先制点はラッキーでしたが取れて良かった。ここに来られなかった梨紗(清水)の分まで全員で優勝を届けたくて。泣くつもりはなかったんですけど…」と涙していた。