日本女子代表なでしこジャパンが24日、東京合宿を打ち上げた。

 フィジカル、メンタル面の強化に特化した5日間となり、高倉麻子監督(48)は「フィジカルはやっていかないといけないし、普段の合宿だと戦術的なことが多くなる。体の使い方とか確認できたし、いい合宿になった。再び世界一になるため続けていければ」と手応えを語った。

 都内で行われた午前練習後には、日本協会から4月9日のキリンチャレンジ杯(熊本うまかな・よかなスタジアム=2月1日からえがお健康スタジアム)でコスタリカ代表と対戦することが発表された。熊本地震復興支援マッチとして実施される一戦へ、高倉監督は「15年のW杯カナダ大会で若い女性監督の下、アグレッシブで魅力的なサッカーをしていた印象がある。勢いがあって、男子も強い。国としての力はある。こっちも新しいチームだし、いい試合になると思う」と期待。自身の国内お披露目にもなる試合へ意気込んだ。