5月のU-20(20歳以下)W杯韓国大会を目指すU-20日本代表候補のトレーニングキャンプが17日、関東近郊でスタートした。メンバー入りへの生き残りをかけた最後の国内合宿にはFW小川航基(19=磐田)ら16人が参加。5対5のゲーム形式の戦術練習などを行った。

 3月のドイツ遠征で、ドイツ3部のデュイスブルク戦でハットトリックを達成したエースの小川は「結果を残すか残さないかで自信につながる。結果残せたのは大きかった」と振り返った。18日にはJ2千葉との練習試合に臨む予定で、「おのおのの特長をいち早くつかんだ者が結果を残せる。最後の選考会なのでアピールしたい」と意欲を見せた。5月の大会へ向け「自分の財産となる大会だと思う。自分の名前を世界に知ってもらいたいと思っている」と話した。

 所属の鳥栖で6試合連続出場を果たしているFW田川享介(18)は戦術練習で豪快にネットを揺らすなど、存在感を発揮した。