サッカーU-20(20歳以下)W杯韓国大会(20日開幕)に向けて17日から現地入りしている日本代表は19日、水原で練習を行った。

 午後4時半ごろから約1時間半、主に攻撃の連係を確認した。MF堂安律(G大阪)、MF三好康児(川崎F)らが左右からクロスを次々と送り、FW小川航基(磐田)やFW岩崎悠人(京都)らが合わせた。

 続けて10対10でゲーム形式の練習も行われ、小川と岩崎が2トップに入って連係を確認した。注目が集まる15歳のFW久保建英(東京ユース)も堂安らとともに直接FKの練習などをこなし、調整を進めた。

 初戦(21日)のU-20南アフリカは高い身体能力が武器だが、21人のうち身長170センチ台が4人、あとは全員160センチ台と高さはない。日本は15日のU-20ホンジュラス代表との親善試合でセットプレーから小川とMF板倉滉(川崎F)がヘディングで得点して3-2で勝っており、空中戦も勝機となりそうだ。フィールドプレーヤーでは186センチと2番目に高い板倉は「セットプレーではチャンスがあると思うし、高さを生かしたい」と持ち味を発揮してのゴール奪取を目標に掲げた。