U-20(20歳以下)日本代表MF堂安律(18=G大阪)が20日、U-20W杯韓国大会の初戦南アフリカ戦(21日)に向けて最終調整した。

 右MFで先発組として連係を確認。組み立てだけでなく積極的にゴール前にも顔を出し、得点感覚もとぎすませた。

 堂安は「不安は全くない。点が取れるように(周囲との)バランスや心理状態が大事になってくる。コントロールしながら臨みたい」。

 4月には所属のG大阪で公式戦3試合連続得点を挙げるなど、状態は万全。大会にかける思いは強いが「空回りしないようにしないとあかん」と苦笑いした。

 昨年優勝に貢献したU-19アジア選手権では、無得点に終わりMVPを受賞しながら悔しさも味わった。

 「その時のことがいい薬になっているというか、今回はいい(精神)状態で自分もチームも臨めていると思う」。精神面でも技術面でも自信を持って、堂安が世界の扉を開ける。