日本サッカー協会の小倉純二会長は31日、クアラルンプールでのアジア連盟(AFC)理事会で、2014年W杯ブラジル大会と12年ロンドン五輪のアジア予選の日程が決まったことを明らかにした。W杯予選は日本が登場する3次予選が11年9月2日に始まり、最終予選は12年6月3日から13年6月18日まで行われる。

 W杯のアジア枠は正式に決まっていないが、南アフリカ大会と同じ4・5枠と想定。3次予選は南ア大会予選に比べて5カ月前倒しとなり、20チームが1組4チームの5組に分かれて争い、各組上位2チームが突破。最終予選は5チームずつの2組に分かれ、各組上位2チームがW杯出場権を得て、3位のチームはプレーオフに回る。

 3・5枠となる五輪アジア予選で、日本は11年6月スタートの2次予選から登場。最終予選は9月21日から12年3月14日まで行われる。