岡山県の石井正弘知事は10日、女子W杯で初優勝した日本代表「なでしこジャパン」の宮間あや(26)、福元美穂(27)にスポーツ特別顕賞と県民栄誉賞を授与した。

 県庁前の広場で開かれた式典には約700人が集まり、拍手で2人を出迎えた。

 福元は「優勝できたのも応援してくださる皆さんのおかげ」と感謝の言葉。宮間は「これからの行動やプレーに責任を感じる」と気を引き締めた。

 2人は岡山県美作市が本拠地の「岡山湯郷ベル」に所属。ロンドン五輪アジア最終予選に向け「厳しい戦いになる」「出場への切符を勝ち取り日本に金メダルを持って帰りたい」と意気込んだ。