サッカー女子日本代表の佐々木則夫監督(53)は27日、来年のロンドン五輪前の強化試合を東北地方で開催したいという希望を明らかにし「そうすれば被災地の子にも見に来てもらえる」と話した。

 宮城県気仙沼市の小学校で「スポーツこころのプロジェクト

 笑顔の教室」の講師を務めた。冒頭で「なでしこジャパンの試合を見た人」と問い掛けると、ほとんどの子どもが手を挙げ「『なでしこジャパンの監督』と言った時に、子どもの反応が違う」と認知度アップを実感した様子だ。

 今後の被災地の小学校訪問についても「要請と日程が合えば積極的に来たい」と前向きだった。