サッカー女子の強豪国が多く参加する招待大会、アルガルベ・カップ(来年2月29日~3月7日・ポルトガル)に、女子W杯を制した日本が出場の打診を受けていることが31日、分かった。「なでしこジャパン」にとって、金メダルを目指すロンドン五輪までの数少ない国際大会で、絶好の腕試しの場となりそうだ。

 ポルトガル南部のアルガルベで行われるこの大会は、世界でも強豪と認められた国だけが招かれる。関係者によると、日本サッカー協会の出場希望に主催者側が応じた。正式決定はまだだが、日本協会は参加に向けて国内で調整を進めている。

 日本はことし3月の大会に初参加し、3位になった。ただし最初から招待されたわけではなく、女子W杯ドイツ大会に備えて国内リーグの日程を変更したため、不参加となったドイツの代替出場だった。