<ロンドン五輪アジア最終予選:日本4-0マレーシア>◇22日◇クアラルンプール

 U-23日本代表の関塚隆監督(51)が4-0の大勝に安堵(あんど)感をあらわにした。攻撃面では当初予想されたFW永井ではなくFW斎藤を先発起用。ボランチには5日のシリア戦で先発したMF山村に替え、MF扇原を起用した。その采配がズバリ。扇原が2点に絡む活躍をみせれば、斎藤もゴールを奪取。さらに代表復帰して先発したMF原口も得点を奪い、指揮官の期待に応えた。3月14日のバーレーン戦(国立)までロンドン五輪出場権はもつれることになったが、関塚監督は「我々は前進しなければならない。国立に戻って戦えるので、しっかり戦って結果を残したい」と意気込んだ。