日本代表のFW乾貴士(24)が、30日の親善試合ブルガリア戦に向けて順調な仕上がりをみせた。

 29日は夕方から試合会場で最終調整。練習後にはFW香川らとシュート練習を繰り返した。シュートの決定力は低かったものの、持ち味の鋭い動きを連発した。

 乾は「(ブルガリアは)攻撃でタテにスピードのある選手が多い。いいチームだなと思う」と警戒心を強めた。

 一方で「チームとしては勝たないといけない。1対1でどんどん仕掛けていきたい」と意気込んだ。

 ブルガリア戦後はW杯出場権がかかる6月4日オーストラリア戦を控える。所属のドイツ1部フランクフルトで成長した姿を見せつけるつもりだ。