女子の国際親善大会、アルガルベ杯(3月5~12日・ポルトガル)に出場する日本代表「なでしこジャパン」は28日、国内組主体の千葉県内での合宿を終えた。

 主将の宮間あや(岡山湯郷)は「徐々によくなっている感触があるし、まとまりが出てきた。勝ちにも内容にもこだわりたい」と意気込んだ。

 合宿では得意のパスサッカーに加え、積極的にドリブルを絡める攻撃の練習に取り組んだ。チームは3月1日未明に日本を出発し、現地で大儀見(チェルシー)らが合流予定。佐々木則夫監督は「欧州組を融合させ、勝利を目指す。次につながるものをつかみたい」と話した。

 女子の国際サッカー連盟(FIFA)世界ランキングで3位の日本は5日に1位の米国、7日に13位のデンマーク、10日に6位のスウェーデンと戦う。