日本サッカー協会は18日、日本代表のアギーレ監督が初めて指揮する国際親善試合のウルグアイ戦(9月5日)とベネズエラ戦(同9日)に向け、欧州組の選手が所属するクラブに代表招集への協力を求める文書を送ったと発表した。送付先は非公表で、メンバーは28日に発表する。

 霜田正浩技術委員によると、これまでは候補選手が在籍するクラブに招集の可能性を伝える文書を送付していたが、今回から代表入りが決まった場合だけに送る方針に変更した。

 国際サッカー連盟(FIFA)の規定に厳密に合わせるための措置で、霜田委員は「ルールを曖昧に解釈していたところもあった。クラブ側からの要望もあった」と変更の理由を説明した。