日本サッカー協会は28日、来年1月のアジア杯(オーストラリア)の日本代表に選ばれていたDF内田篤人(26=シャルケ)が、けがのため欠場すると発表した。代わりにDF植田直通(20=鹿島)を招集した。植田は代表初選出。

 内田は直前のブンデスリーガに出場していたが、関係者によると今年2月に痛めた右膝が万全の状態ではないという。

 6月開幕のW杯ブラジル大会前に復帰して活躍しながら、7月に患部の炎症を訴えて離脱した経緯もあり、シャルケと日本協会が協議して回復に努めることになった。

 右サイドバックの内田は2010年南アフリカ大会を含めて2大会でW杯メンバーに選ばれ、代表では72試合2得点。11年の前回アジア杯でも日本の優勝に貢献した。