サッカー日本代表の次期監督人事で、後任選定のために渡欧していた日本協会の霜田正浩強化担当技術委員長が一時帰国することが17日、複数の関係者の話で分かった。

 帰国後に技術委員会を開いて現地で収集した情報を精査し、再び霜田委員長が出国して候補者に正式なオファーを出す見通し。

 日本協会は3日にアギーレ前監督を解任。技術委員会は6日に後任の候補者を外国人の5人程度に絞り、霜田委員長を中心に選定作業を進めてきた。

 現段階で早期決着のめどは立っていないとみられるが、大仁邦弥会長は「(霜田委員長から)報告は来ている。困っているということはない」と話した。