名古屋GK楢崎正剛(33)が左手甲骨折が完治しないまま日本代表に“復帰”する。日本協会は16日、日本代表の新エンブレムを19日に公表すると発表。その会見に、楢崎が「代表の顔」として出席する。

 楢崎は8月23日G大阪戦(金沢)で相手と交錯し「左手第二中手骨」を骨折。全治10週間の診断を受け、手術、リハビリを経て、14日に骨折部分を固定していたピンを抜いたばかり。実戦復帰は11月中の見込みだが、実績、実力を考慮された。

 楢崎は「(ケガをしている)こんなボクでも役に立てることがあるのなら。呼んでいただけるのは幸せ」と喜んでいる。