日本協会が、横浜FCのFW三浦知良(カズ=45)とともに、カズの専属トレーナーも代表入りさせることが19日、分かった。フットサル日本代表の名古屋合宿(24~26日)メンバーが今日20日、発表される。カズを10年近く支えている専属トレーナーを、W杯タイ大会(11月1日開幕、同18日決勝)終了まで、同代表のフィジカルスタッフとして契約する。首痛などでリハビリ中のカズが、力強い援軍を得た。
即戦力として期待してこその決断だ。日本協会が、カズの体調を考え、専属トレーナーと契約することを決めた。今日20日の合宿メンバー発表と同時に発表する予定で、近日中に正式に契約を結ぶ。フットサル日本代表のミゲル・ロドリゴ監督(42)は「名古屋合宿も、タイのW杯も専属トレーナーを帯同させる。カズには、ベストのコンディションで試合に臨んでもらいたい」と話した。
カズを10年近く支えてきたトレーナーで、代表合宿時は、カズの体調をベストに引き上げる役割を担う。日本協会の大仁邦弥会長(67)は「代表活動中は、カズを中心にみてもらうことになると思うけれど、協会と契約する以上、他の選手のコンディショニングも任せることになると思います。選手全員がいい体調で、W杯ではいい結果を出してもらいたい」と期待した。
1月に、エスポラーダ北海道の一員としてFリーグ参戦した後、カズは「フットサルとサッカーは使う筋肉が微妙に違う。それに合った筋肉づくりとともに、コンディショニングも大事になる」と話していた。大仁会長は「代表としてカズに一番期待していることは、ピッチ上で結果を出してくれること」と話しており、そのための最善の選択だ。
日本代表は名古屋合宿後、来月初旬に短期合宿を実施し、さらに同中旬から集まり、W杯まで続けてトレーニングする。名古屋合宿は、W杯に向けた第1段階。首痛の回復具合にもよるが、カズは名古屋での3日間は、別メニュー調整をこなし、ミーティング参加や、現代表メンバーとの交流がメーンになる可能性もある。ロドリゴ監督は「ケガをしていても、その中からスタートというのもある。まずは、その場にカズがいるということが大事です」。
やるべきことは多い。ケガを治しながらフットサルに慣れ、体調をベストに引き上げる。さらに最終エントリー14人をまとめる。いばらの道だ。しかし、カズがすべてを整えた時、史上初の1次リーグ突破が実現する。

