日本は決勝トーナメント1回戦でブラジルに敗れ、頂点を目指した戦いをラウンド32で終えた。新しい景色にも最高の景色にも届かず、大会を去った森保ジャパンの連載「見果てぬ景色」の最終回は、担当記者3人が次回30年大会を占う。「JFA2050年宣言」で50年大会までのW杯優勝を掲げる日本サッカー協会(JFA)。そう遠くない未来に頂点をつかむため、次は確実に8強には到達しておきたい。スペイン、ポルトガル、モロッコが共催する「W杯100周年大会」のメンバーを予想する。

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4年後の30年大会は、今大会メンバーの多くが主軸として残ると考える。親善試合ながら世界の強豪にも勝ってきた選手を追い越す選手たちが大量に出てくるとは考えにくい。

GKは鈴木彩でしばらく安泰と感じさせるが、G大阪の荒木琉偉もスケールの大きなGKとして期待。DFはBミュンヘンでプレーする伊藤を軸に、高井幸大やチェイス・アンリといった海外組が入ってくると見る。

ボランチは佐野海舟と航大が、今回かなわなかった初の兄弟W杯を実現しそうだ。左右のウィングバックを超える人材が出てくるまではもう少し時間がかかりそうで、堂安律と中村敬斗が力を見せそう。シャドーには今大会で輝けなかった三笘薫と久保建英が入ってリベンジを果たすと見た。

1トップは上田綺世が濃厚も、後藤啓介、福田師王が次のエースの座を狙う。

全体としては、比較的年齢が高めの守備陣の入れ替わりが多くなり、中盤より前は今回のメンバーもしくは当落線上だった選手が残ることになるだろう。

いずれにせよ求められるのは、それぞれの選手が現所属よりもステップアップ移籍して、より高いレベルでプレーしていること。それが日本の底上げにつながる。【永田淳】