前日6日のラトビア戦で3-0の勝利から一夜明けても、日本代表DF長友佑都(26=インテルミラノ)の表情は厳しかった。「試合の入り方が良くなかった。全体的に運動量が少なく、ダイナミックさが出なかった」とダメ出しした。左サイドで起点となったが、自分自身の出来についても「まだまだ。大した仕事をしていない。前半で決めないと。未熟だなと感じる部分もあった。常に上を目指していきたい」と不満げだ。

 インテルでは来週から、欧州リーグの決勝トーナメントがスタート。「2、3日おきに試合が続く」(長友)中で、24日(日本時間25日)には、イタリア代表FWバロテッリが加入したACミランとのミラノダービーと、重要な試合がめじろ押しだ。「その中でプレーの精度にはやはりこだわっていきたい。日々成長、それしかないですよね」と前を向いた。