あれ~、日本の練習だけ丸見え!?

 27日、完全公開で行われた日本代表の練習が、韓国に完全録画された。

 練習場となった坡州(パジュ)ナショナルフットボールセンターの敷地内にある韓国代表の宿泊施設の屋上に、韓国代表のユニホームを着た韓国協会のスタッフとみられる人物が姿を見せ、三脚にビデオカメラを設置。同時刻に完全非公開で行われていた韓国の練習を撮影していたが、日本のアップが終わり、11対11の練習が始まると、ビデオカメラの向きを韓国のピッチから日本のピッチへと向きを変え、日本の練習が終わるまでの約40分間、カメラを回し続けた。

 日本協会関係者は「韓国のメディアも撮影していますし、(監視して)見ていますから大丈夫です」と話したが、完全にアウェーの洗礼を受けた形。この日、韓国代表は韓国メディアに対しても完全非公開だったが、日本は一般公開。練習場には報道陣だけでなく日本人サポーターも訪れており、ショックは少ないが、地の利を生かした韓国が、前哨戦では1歩リードしたようだ。