サッカー日本代表のハビエル・アギーレ監督(56)が八百長疑惑でスペイン検察当局から告発された件で、16日付地元各メディアは検察によるスペインの八百長試合告発は初めてとして大きく報じた。

 裁判所による受理の可否についてムンドは「承諾するかしないかは担当裁判官が決めるが、ほぼ確実」と見通しを伝えた。マルカは来年2月まで動きはないと記した上で「裁判官の命令で、告発状を出した検察官が被告人を事情聴取する。海外在住でまだ出頭していない被告人たちは出頭義務があり、応じないと最悪の場合逮捕」と伝えた。民放ラジオ番組では当時サラゴサにいたガビ(Aマドリード)が「とても居心地の悪い状態。無罪でも悪人扱いされる裁判になるに違いない」と話した。