日本サッカー協会は17日、八百長疑惑で告発されたハビエル・アギーレ監督(56)について会見などの対応はしなかった。西沢和剛コミュニケーション部長は「動きはないので、対応の予定はありません」と話した。大仁邦弥会長、原博実専務理事は協会で今後の対応を協議したとみられるが、地下駐車場から出入りしたため取材に応じることはなかった。また霜田正浩技術委員長は姿を見せなかった。

 小倉純二名誉会長は「(監督と)契約する時にいろいろ調べろと思うかもしれないが、難しいはず。大仁会長、原専務理事もはっきりとしたことが分からない段階では、説明できないと思う」と協会幹部をかばった。前日16日に続き、この日もJFAハウスには多くの報道陣が集まり、推移を見守った。