23日に北京で行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグF組で北京国安(中国)と戦う鹿島は、最近のJ1で1分け1敗とやや勢いに陰りがみられる。オリベイラ監督は「内容では相手を圧倒的に押し込んでいる。それを継続し、それ以上の試合を見せる」と自信をのぞかせた。DF内田、FWマルキーニョスを負傷で欠く中でのアウェー戦となるが「代わりの選手はいるので、問題ない」と冷静だった。

 鹿島との第1戦に敗れた北京国安の李章洙監督は「不利な状況でのスタートだが、次の試合を取れるように最善を尽くす」と静かな口調の中に、逆転の意欲をにじませた。(共同)