アジアクラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)決勝戦が7日、東京・国立競技場で行われる。対戦するのはアルイテハド(サウジアラビア)と浦項(韓国)。日本勢の敗退で入場者数が心配されるが、すでに招待を含めて2万8000枚の入場券が売れた。今季から中立国での一発勝負に変更された決勝戦で、最低入場者数の目安となるのが「収容人員の半分」(鈴木徳昭AFC競技部長)。4万8000人収容の国立の場合は2万4000人だが、これはクリアされそうだ。

 6日には同会場で両チームが前日練習と公式会見に臨んだ。川崎F、仙台、柏などで活躍し、今年7月に浦項と契約したDF岡山一成(31)は「ここに来られるなんて夢のよう。多くの人に来てもらって、ホームの雰囲気で試合がしたい」と話していた。