<アジアCL:鹿島2-1全北現代(韓国)>◇9日◇1次リーグ◇F組◇韓国・全州

 鹿島がアウェーで全北現代を2-1の逆転で下し、2連勝の勝ち点6で単独首位に立った。前半42分に全北現代の鮮やかなパスワークから最後はMFエニオに決められ先制されながら、粘り強く戦った。冷たく降りしきる雨が終盤に雪に変わるほどの厳しい環境の中、後半24分にMFフェリペガブリエルのパスを受けたMF中田浩二が冷静に決めて同点。同44分には途中出場のMF遠藤康がMF小笠原満男のパスを受け、右足で冷静に流し込んで逆転ゴールを奪った。殊勲の21歳遠藤は「ゴールはおまけ。チームに貢献できるようにと思っていた」と笑顔で話していた。