仙台がクラブ史上“初”の練習試合を行った。トップチーム、下部組織のユース、提携大学である仙台大の3チーム合同でトレーニングゲーム(45分×3本)を開催。カテゴリー違いの仙台3兄弟チームが、一堂に会して練習試合をするのは初めての試みだった。

 トップは45分×2本で2-0の快勝を収めた。ユースとの1本目はFW金園英学(26)が、仙台大との2本目はMF野沢拓也(33)が得点。いずれもヘディングでネットを揺らした。

 渡辺監督は「ユースも仙台大も意欲的に勇猛果敢に挑んでくれた。このクラブがこの地域に根差す意味を考える上で、今日の一日は大きな一歩になる。意味のある一日でした」と振り返った。