JFL第1ステージで初優勝したヴァンラーレ八戸が24日、青森県庁に三村申吾知事を訪ね、優勝を報告した。望月一仁監督(57)が「最後まであきらめない粘り強さが結果に表れた。選手たちは試合ごとに成長した」。主将のMF新井山祥智(30)が「1人1人が責任感を持って戦ったのがVにつながった」と話した。

 細越健太郎代表は「チーム名は八戸だが、青森県のチームとして戦っている。J3昇格のため、県民の協力、応援も得たい」と話した。三村知事は「優勝で突破口を開いた。常に前を見て戦ってきた結果」と祝福した。八戸の第2ステージ・ホーム初戦(対Honda FC)は28日午後1時から、八戸市東運動公園陸上競技場で行われる。【北村宏平】