山形はアウェーで横浜と引き分けた。

 第1ステージ終盤2試合で8失点していた山形守備陣が粘りを見せ、3試合ぶりの勝ち点を獲得した。前半12分に4戦連続の先制点を許したが、右膝手術から復帰したDF渡辺広大(28)を中心に、その後は1点も譲らなかった。同45分に、右サイドをドリブルで駆け上がったDF高木純のクロスを、2戦連続先発のMF宮阪がダイレクトに右足で振り抜いて同点に追いついた。開幕戦以来の先発だった渡辺は「引き分けに持ち込めた。アウェーで勝ち点1、御の字ととらえたい。リスタートができた」と次戦15日の浦和戦に視線を向けていた。