JFLヴァンラーレ八戸の、青森初のJ参入はお預けになった。

 Jリーグは24日、JFL第1ステージで優勝した八戸へのJ3クラブライセンス不交付の判定結果を発表した。同ライセンス基準を満たす「多賀地区多目的運動場(仮称)」の完成予定が16年10月の見通しで、来季の開幕から9月までの試合開催で基準を満たしたスタジアムの確保ができないため不交付となった。J3参入には、ライセンス交付に加え(1)理事会での入会承認(2)順位(JFL4位以内かつ、百年構想クラブの上位2クラブ)の2ステップが必要。八戸は第1ステージで優勝し、年間2位以内が既に確定している。八戸は公式ツイッターで「今後は2017シーズンにJ3に昇格できるよう、課題の解決に向け全力で取り組んで参ります」などとした。