常盤木学園高(宮城)が静岡産大磐田を下し、2勝1分けの勝ち点7で2年ぶり4度目の優勝を決めた。

 前半25分にオウンゴールで先制。後半は一転、間延びした中盤を相手に突かれ、セカンドボールを拾えず押し込まれたが逃げ切った。主将のDF小林菜々子(3年)は「最終ラインで落ち着いてやれた。優勝できてよかった」と話した。11月7日に開幕する皇后杯に弾みをつけた。目標は横浜FCとの1回戦に勝ち、2回戦での浦和撃破だ。小林は「なでしこリーグ1部の相手を倒して、女子サッカーを底上げしていきたい」と番狂わせを誓った。